数学の大問4.方程式の問題(2次方程式:文章題)についてのポイント解説となります。

大問4.は方程式の文章問題です。

方程式の文章題を苦手としてる人も多いよね。

一文ずつ丁寧に読み込んで、得られた情報を書き出していかなきゃ。

「 =(イコール)」の関係でつなげるようにまとめよう。

単位を揃えて考えることを意識してね。

それじゃあ問題に入ろう。

まず、高さ35m のビルの屋上に立つAさんが、立っている位置から、秒速30mでボールを投げ上げる。

ボールを投げ上げてからt秒後の位置を「立っている位置」から「h」m(メートル)とすると、h=30t-5t^2 が成り立つ。

このとき、ボールが「地面に着く」のは何秒後か?という問題です。

問題文の中に二次方程式がかかれている。

これまでは一次方程式の問題ばかりだったから、ちょっと焦りそう・・。

落ち着いて!まず要点をまとめよう。

地上35mの高さからボールを投げ上げて、t秒後の位置が h=30t-5t^2 となる。知りたいのは地面にボールが地面に着くまでの時間。

h=30t-5t^2 が成り立つ状態で「hがボールの位置」を表す。

問題にはhは「立っている位置」とも書かれていることも重要。

つまり、立っている位置を「h=0」と考えるのね。

立っている位置はビルの屋上(35m)で、求める位置は地面(0m)に着く時間だから・・。

ビルの屋上を「0」とすると、地面は「-35」となるね。

ということで、求めたいhの値を「-35」とする。

-35=30t-5t^2 の式を解くわけね。

二次方程式だから答えが2つ出ると思いますが・・。

当然「t>0」なので答えは絞られます。

問題をよく読んで状況が理解できさえすれば簡単な問題でしたね。

苦手意識を持たないで、図を描くなどして状況を理解しやすくなるよう工夫しよう。

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