2024石川県公立高校入試問題・英語を解いた先生の感想です。


赤だるま

英語担当の先生が簡単に解いて感想を伝えてくれました。

桃だるま

参考になれば幸いです。

大問.1

リスニング問題で聞くことができないため、ここでは割愛します。

大問.2

2-1-1) I have wanted to watch that.
典型的な完了形の問題でした。

2-1-2) where we can watch it.
これも典型的な間接疑問文。

2-1-3) let me check the movie time.
中学生には難しい?高校英語であれば常識な文法問題。一応これもlet+人+原型を扱う典型的な使役の問題。

2-2) 例:Can/do you come? が1番シンプルで、 Can/do you come with me? にするとより丁寧。
後ろに「じゃあ一緒に行こう」と書いてあるから、ここでは来るかどうか誘ってると判断すべき。そのため、「一緒に来れますか?」もしくは「一緒に来ますか?」と聞いてあげる。勧誘はLet’sを使うかCan/doを使う。shall we goでも通じるけど厳密に言えば違う。

~ 2の総括 ~
さほど難しいことは聞かれてはない。基礎を理解出来てれば十分に対応可能。特に完了形と間接疑問文は変形の仕方、順序はよく問われる問題だから、何回も解きなおして覚えておく。逆にそれだけしておけば問題ないレベル。

大問.3

3-1) エ
is going to come:next monthから未来表現と判断。

3-2) エ
That’s a good idea:相手が父をバスツアーに連れてくいと言っている、これに対して肯定してあげればよい。

3-3)例: which tour is the best
ちょっと頭を使う問題。decideの後ろは決めたい内容。決まってないのはどのツアーにするか、だからそのまま「どのツアーが良いか?」を英語にする。間接疑問文の問題。あとは比較的対象が3つだからbetterじゃなくてbest

3-4-あ)ア
scenery:景色 shopお店 food食べ物の全てを扱っているのは city sightseeing tour。

3-4-い)ウ
後ろに visit famous old placesとある。伝統的な場所を訪れるのは local history tour。

3-4-う)イ
日本の伝統的な活動、食事に触れられているのは culture experience tour。

~備 考 ~
3-4を通して 難しい単語ってのはあまり出てきてない気がする。文法が分からなくても単語で判断出来るから、焦らず一つ一つの単語がどの activityを指してるのかを整理すれば大きく外すことはないはず。

3-5) ア
take A’s sideでAのそばにいるが直訳。このことからAの意見側にいると考えられれば、ほぼ正解。Aの意見に同意あるいは興味があると考えられ正解を選べる。

3-6) 略します。

3-7 )イ、オ
ア)× ツアー開始の10分前に集合しなければならないため。9:30が不適。これは一見合ってるように見えるが、集合時間に関して最初に書いてあるから、忘れずに見返すことが出来れば間違えることはない。
イ)○ 平日に参加すると1人あたり500円引き(per eachで1人あたり )。参加が1人あたり5,000だから(5,000-500)×2で9,000 eachの表現を知らないと厳しいかも
ウ)× それぞれ時間が被っている
エ)× neverは決してないという否定語。文中にコンテストによく出ていると言ってるから不適。
オ)○ not only A but also Bこれは重要表現。知っていれば特に困ることはない。寿司だけではなく他の食べ物も食べられるから正解。

~ 3の総括 ~
これも一部表現を知らないと正解に辿り着けないものがある(5と6-イ)が、それ以外は文章全体を完璧に理解出来ていなくても前後の単語からかなり推測して回答することができる。難易度としては中の下かな?石川県総合模試の方が難しい。

大問.4

4-1) the TV program
若干の読解力を問われる問題。according toの表現をしっかりと覚えていれば苦戦しない。alsoからも前文の発言者と同じであることがわかる。

4-2) ウ
ア)because of で理由となる名詞あるいは名詞句が来る。
イ)for some reasons ちょっと難しいかもしれない。理由を言う時はforを使う。
このふたつは知ってるかどうかの問題。

4-3) エ
回答の鍵となるのはconfidenceの意味を知っているか否か。知っていれば運転に関する自信を聞かれてるとわかるため回答をすぐ選べるだろう。

4-4) イ → ウ → ア → エ
直前の文、直後の文と直接的な関係があまりないため、出だしや最後を確定しにくいという点で少し複雑と言える。ただ、選択肢の候補の中でしっかりと起承転結の並びが伺えるので前後関係を考えられるだろう。

4-5) go to the public places
模範解答とは言えないかもしれないが、後ろにsuch asが来て具体例を示しているからそれらを抽象的にした表現が必要。あとは動詞だけど、go toを使って「○○へ行く」にしてあげれば良い。これは少し難しいかな?思考力が問われる問題。

4-6-A) ア
give up 文章全体を通して免許返納の話だと読めていれば簡単に感じるだろう。何をした後にサポートが必要なのかといえば、免許を返した後、つまり免許を諦めた後となる。

4-6-B) ウ
visit 何をしたい場所に行くのかを考える。選択肢を踏まえると訪れたい場所以外にはないだろう。

4-7) ウ
全体を通して高齢者が免許を持ってることに関して話している。そのため、アやイを選びたくなるかもしれないが、それらはあくまで、このプレゼンの論点のひとつである。この文書は一貫してより安全な社会のためにについて述べている。したがって答えはウになる。表面上でしか読めてないと正解できないかもしれない。論者の真に言いたいことは何かを考えながら読むことが出来れば正解に近づけるだろう。

4-8)略します

~ 4の総括 ~
2や3に比べるとかなり難しくなってる。単語の意味をしっかり覚えられてた人は苦労しなかったかもしれないが、その表現を知ってるかどうかで正解不正解がはっきり別れる問題が多かった。加えて今回の文章は単語だけでは足りず、単語で推測して答えると言うよりも読解力が必要となる文章だった。


黄だるま

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