大問6.は平面図形、大問7.は空間図形となります。入試には毎年必ず出てくるところですから、ポイントをしっかり押さえていきましょう。


黒だるま

大問6.の(1) は図形の角度を求める問題だ。

青だるま

パズルみたいで自分は好きな問題だよ。

桃だるま

わたし図形問題は苦手なのよね~。

黒だるま

それじゃあまずは仮定から、∠ABC=90°の直角二等辺三角形の斜辺ACの中点がMで、点Pが線分AM上(頂点A、点Mのいずれにも一致しない)にある。頂点Bと点Pをそれぞれ結ぶ。

桃だるま

(1) ∠PBM=22°のときの、∠APBの大きさを求める問題ね。

青だるま

まずは△ABM≡△CBMの理由はわかるかな?

桃だるま

もちろん!二等辺三角形でAB=CB・・①、BMは共通・・②、線分ACの中点にMがあるからAM=CM・・③
①~③から、3組の辺がそれぞれ等しく△ABM≡△CBMと言える。

黒だるま

OK!ということで、辺AC(180°)を二等分するから∠AMB=90°が解る。

桃だるま

△PBMの二つの角度(∠PBM=22°、∠AMB=90°)が分かって∠APBはその外角にあたるから、あとは足し算ね。

黒だるま

外角と言ってピンとこない場合、先の二つの角度から∠BPMを計算しよう!

青だるま

最後に線分AMの180°から∠BPMの68°を引けば、∠APBの角度がわかる。


黒だるま

続けて(2) は証明の問題だ。

青だるま

証明問題も苦手という子が多いけど、単純に演習(経験)が足りないだけの子も多いんだ。

桃だるま

証明の文章を書き慣れていないから書けないだけの子がほとんど。

青だるま

書き方のコツを知れば、ちょっと練習すればさほど難しくことではにと思うんだけどなぁ・・。

黒だるま

学校では決まりきった文面でしか認めないところもあるから余計に敷居が高いと感じるんだろうな。

青だるま

・・おっと、誰かが来ちゃいそうだから..この話はここまでw

桃だるま

じゃあ、問題に入りましょう!

黒だるま

要するに2つの直角二等辺三角形があって、合同を証明したい三角形(△AQBと△CPB)の1辺ずつにあたるから、2辺が等しいことは仮定から解ってるね。

桃だるま

あとは、その「2辺の間の角度」が同じだと言えれば証明できるわ。

青だるま

その角っていうのは、仮定にあった二つの直角二等辺三角形の直角の部分から、どちらも∠ABPを引いたものだよね。

黒だるま

そっか、「∠PBQ(90°)-∠ABP」と「∠ABC(90°)-∠ABP」 を引いたものは同じになる。

桃だるま

合同になる理由が分かったから文章化するだけね。

黒だるま

書き方はある程度は適当でもいいけれど、「合同条件」だけは正しく書こう

青だるま

合同条件の文が1文字違うだけで原点なんて、もったいないからね。


青だるま

いよいよ最後の大問7.です。

桃だるま

(1) は立方体の辺うち、直線PQと「平行な辺」をすべて答える問題です。

黒だるま

この形式の問題はほぼ毎年出るものだから、しっかり理解しておくようにしよう。

桃だるま

「平行」「垂直」「ねじれ」などの位置を100%理解しなきゃダメね。

黒だるま

あと、問題文をよく読むこと!〇〇の「」に対して、平行な「なんて、ちょっと意地悪な問題も出るからね。

桃だるま

今回の平行な辺は全部で4つね。すべて正しく書き出さなきゃ。

青だるま

全ての辺に「〇」や「×」などの印を書き込みながら進めていこう。

桃だるま

すべての辺に印がついているか確認して、答えの印を数えればいいのね。

黒だるま

確認漏れ数え間違いは、絶対にしないように!


青だるま

(2) 三角柱の表面積を求める問題へ進みます。

桃だるま

三角柱の表面積を求める問題。

黒だるま

三角柱ということだから、まず「底面が2つ」と「側面が3つ」を意識しよう。

桃だるま

底面部分が三角形×2、側面部分が四角形×3ね。

青だるま

それぞれの図形の面積を計算してすべて足す方法も悪くはないけど・・。

黒だるま

①三角形の部分は同じものが2つになること、②四角形はすべて同じ幅になるから、まとめて計算したほうが早くてミスもし難いからこちらを薦めたい。

桃だるま

三角形の面積の計算で慌てちゃって1/2するのを忘れちゃう子もいるものね。

青だるま

①今回は同じ三角形が2つだから「6×8(×1/2×2個は省略)=48」

黒だるま

②四角形の面積は、三角形の周の長さ「6+8+10=24」に、柱の高さ部分(共通で「8」)を掛ければ求められる。つまり「24 × 8 = 192」となる。

青だるま

最後に、① 48cmと ② 192cm を足せば完成!(単位は忘れずに)

桃だるま

闇雲にただ計算していくよりミスが少なくなりそう。

黒だるま

そう!どんな問題も慌てて取り掛かるより、先ずはじっくり見ることが大切だよ。

桃だるま

はーい。わかりましたーー!!

赤だるま

ここまで見てくれた皆さんもお疲れ様でしたー。


黄だるま

各大問(3)の解説は無料体験授業で → 【お教室へのご相談】フォーム、もしくはお電話:0761-58-0433まで

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